
| 更新日:2009年08月31日(月) |
| 地に沁みて蝉の真昼の動かざる 新涼や粥に二枚の塩昆布 盂蘭盆や口の結びは父に似て 八月の海に潜りて聴く吐息 初盆やこゑ嗄らし鳴く蝉の空 |
| 更新日:2009年07月31日(金) |
| 夏帽を扇ぎて遠き日を語る 島百合や海音竭きることもなく 満天星のしだれて雨を輝かす みなづきや雨に向きたる銀屏風 白南風のその大空の白き雲 |
| 更新日:2009年06月30日(火) |
| 初夏や崩れるる波のもどかしく 青嵐の樹海の潜りゆく小径 薔薇に眼を観じてからの空の青 時の日の雨のや緑を輝かせ 沢庵の夢の一字や額の花 |
| 更新日:2009年05月30日(土) |
| 麦熟れて飫肥路の空を輝かす 若葉風一歩の母の影揺れて 風嗅ぎて犬の一歩や聖五月 新樹光観世音寺に風満ちて 老鶯や早立をなほ早めよと |